『犬神家の一族』ってもうこの名前からして反則のような気がします(爆)、犬神って名前聞いただけで、何気におどろおどろ気な感じがしますし、現在公開中?の映画よりも世代的に前作の方に思い入れがあり、よく学校のプールの時間に「すけきよ!」と叫びながら、逆立ちをして鼻に水が入った記憶が鼻孔の奥に蘇りました・・・・

先ずは
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の諺に従い、公開中の映画も見に行きました(敵かよ!ってノリ突っ込み入れたりして・・・)。
今作、製作発表会見時に崑監督が前作制作時には無かったCG等をふんだんに使った作品にしたい等とおっしゃっていたので、かなり私としては犬神家のお屋敷の全体像を豪快に作るのかとか、殺人シーンや殺人現場等も更にリアリティが増すのか等とワクワクしながら見たのですが・・・
う〜ん、消化不良と言いましょうか、”超期待”しながら見た報いなのでしょうか、前作の方が良かったと思ってしまいました・・・期待していたCGもちょこっと使い、殺人現場や殺人シーンも『う〜ん』と言わざるを得ませんでした。原因は何かと考えたら、リメイクと思いきや、トレースと言わざるを得ない作品でした・・・何か前作を越えきれないというか、中途半端というか、もう少し大胆にリメイクをした方が良かったのではと思いました。
そこで金田一マニアの私としては1976年公開のオリジナル版
『犬神家の一族 コレクターズ・エディション』なるものを購入致しました。前作を見ることでより今作との違いを明確にしたいとの思いで、見ました。結果としてはやはり前作が素晴らしい( ̄ ̄ー ̄ ̄)V
先ずは女優陣の層の厚さの違いが如何ともし難いと思いました。今作を見て感じたのは子を亡くした母の狂乱振りが何か空回りと言いますか、上滑りをしている感じでした、前作は高峰三枝子の松子然り、三条美紀・草笛光子の両姉妹の半狂乱振りは今作と比にならない素晴らしさがありました。狂気という表現が素晴らしく表現されていたような気がしました。弁護士役の小沢栄太郎もそうですし、地味ながら川口晶の天井裏で好きな人の死体を見たときの言葉にならない声で失神する所など、挙げればキリがないほど、前作の偉大さを感じてしまいました。いや〜っ、思い入れがある作品は余りリメークを見ない方がよいという結論が導き出されてしまいました。
それではご唱和お願い致します、いち・に・さん
『すけきよぉ!』なんじゃそりゃぁ・・・
- 2007/02/17(土) 12:01:01|
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帰省中109シネマズ富谷での映画観まくり計画、第1弾は「鉄コン筋クリート」、第2弾は
- 2007/02/24(土) 06:38:44 |
- 欧風
『犬神家の一族』公開:2006/12/16(12/16鑑賞)製作国:日本監督:市川崑原作:横溝正史 『犬神家の一族』(角川文庫刊)出演:石坂浩二、松嶋菜々子、尾上菊之助、富司純子、松坂慶子、萬田久子、葛山信吾、池内万作、加藤武今年はイーサン・ハントも走った、ジェー
- 2007/02/25(日) 22:48:14 |
- 映画鑑賞★日記・・・